子供の花粉症

花粉症に使われるアレロックの効果と他の薬との比較

広く知られているアレルギー症状の1つに花粉症があります。花粉症は花粉が飛散をする時期に症状が現れ、治療には、強い症状に進行する前から治療を始める初期治療、症状が強くなってから用いられる導入治療、良くなった症状を維持する維持治療の3つがあります。

花粉症は空気中を浮遊している花粉などのアレルゲンが粘膜に付着することで起こり、まず、付着をすると体内に抗体が作られ肥満細胞という名前の細胞に付くことになります。その後、再びアレルゲンが侵入すると、肥満細胞からヒスタミンなどのアレルギー誘発物質が放出され、ヒスタミン受容体と結合しアレルギー症状を起こすことになります。

花粉症の症状で毎年悩まされるなど分かっているようであれば、進行前となる初期治療が効果的な方法になります。花粉が飛散を始める1~2週間前から薬を服用することで症状が出る時期を遅らせたり、シーズン中の辛い症状を軽減できるとともに終了も早くすることができます。

初期治療で使用される薬は症状の程度によって異なります。一般的には抗ヒスタミン薬が使用され、ヒスタミン受容体とアレルギー誘発物質を結合するのを防ぐことでアレルギー症状に効果を発揮します。代表的な薬の1つに第二世代の抗ヒスタミン薬に分類されるアレロックがあり、特にアレルギー性鼻炎にはアレロックが効果的です。アレロックは日本のメーカーによって開発されています。

抗ヒスタミン薬には様々な種類があり、服用に関しては医師と相談をし、自分にあったものを処方してもらうことが重要になります。アレロックを他の薬と比較した場合、まず、個人差はあるものの効果が現れるのが比較的早い点があり、1時間程度で効果を得られることが複数のデータで確認されています。持続時間に関しては、アレロックの使用方法は1日2回であるために、概ね12時間程度あるとされています。説明書では成人の場合には朝、就寝前の2回としており、1回で2回分の使用は厳禁になります。

アレロックはコスト面では安価な薬に位置しています。後発薬と比べた場合には高くなるものの、治療に使用されている先発薬の中では10種類の中で最も安価であり、1日にかかる薬価は5mgの場合、51.5円になります。保険適用になるために実際の費用はさらに安く、コストパフォーマンスに優れた抗ヒスタミン薬になります。

アレロックは、花粉症対策の薬の中では最も効果が高いと言われています。一方、服用において注意が必要になるものとして、主なものに成人の場合、眠気、GPT値の上昇、倦怠感、GOT値の上昇、口が渇くといった症状があります。中でも指摘が多い症状として眠気があり、効果が高い分、他の薬に比べ強い傾向があります。

アレロックには販売された年代によって第一世代と第二世代があり、第二世代では眠気が抑えられています。しかし、同じ第二世代の抗ヒスタミン剤の中では眠気が強く出る傾向があり、服用をした場合には車の運転は避ける必要があります。